「(一社)宮大工養成塾岡山西大寺校」寺内に開校!宮大工体験募集中!!
当山の伽藍は七転び八起き。1200年もの間、幾度となく災害や火災に見舞われ、修復、復興を繰り返しながら今に至ります。その伽藍の護持の為に活躍されたのは邑久の宮大工集団で明治期になると段々と衰退し始め、今ではその流れを組む宮大工集団の影は見えなくなりましたが、先人宮大工の方々には感謝の意が尽くせません。
神社仏閣の建築や修繕にたずさわる大工は、宮大工と呼びますが、地域のお社から、世界遺産や国宝などの重要文化財に指定されているような建物まで広く関わっています。
しかし、現在は後継者不足で、ある全国調査では本流の宮大工として働いている方は1,000名以下とも云われています。また、一人前になれるまでに最低10年かかると言われており、その専門性の高さと全体的な高齢化が相まって、後継者が育たないままに引退してしまう宮大工が少なくないそうです。こうした悪循環によって結果的に寺社仏閣の再生が追い付かず、我々寺院経営も困難な状況です。
宮大工養成塾は
- 現場で通用する宮大工を養成する。
- 共に学び、共に暮らし、共に成長する。
- 地方の消滅していく神社仏閣を救う。
の3つの心情を念頭において、現在大阪、兵庫、神奈川で展開しています。金陵山西大寺はこの度、持続可能な寺社仏閣の再生を目的に全国で活躍できる宮大工を養成させて頂くと共に、雇用拡大への社会貢献事業として、全国4校目の宮大工養成塾岡山西大寺校(フランチャイズ校)を開校する運びになりました。
寺院内にある倉庫を改築し校舎とする予定で全国では初の取り組みとなります。令和7年4月の開校に向けて準備中ですが、ご興味のある方は是非お問合せ下さい。尚、下記日程にて宮大工体験を募集しています。是非お気軽にご参加下さい。合掌
「宮大工体験西大寺校日程」
①令和6年7月14日㈰ 13:00~16:00
②令和6年8月25日㈰ 13:00~16:00
③令和6年9月22日㈰ 13:00~16:00
宮大工体験西大寺校への申し込み➡宮大工養成塾岡山西大寺校